サポート終了後のWindows2000サーバへセキュリティ対策を提供 (トレンドマイクロ)
トレンドマイクロ株式会社は2月25日、サポート終了OSに潜む危険性とセキュリティ対策についてセミナーを開催し、ユーザ向けの情報提供を行った。
製品・サービス・業界動向
業界動向
OSの脆弱性を悪用した攻撃は、ゼロディアタックなど日々進化しており、迅速なセキュリティパッチ適用の重要度は増している。その一方で、メーカーがサポートを終了することで、そもそもセキュリティパッチが発行されなくなるOSが増加しつつある。
本年7月には、Windows2000サーバのメーカーサポートが終了になるが、トレンドマイクロ社の調査によれば、Windows2000サーバを利用しているユーザの43.3%が、2010年7月のサポート終了後もそのまま使い続けると回答しており、危険性の増加が懸念されるという。
同社は今後、こうしたサポート終了OSのセキュリティ問題に対して、「Network VirusWall Enforcer」「Threat Management Solution 2.5」などの製品やソリューションで、パッチのあてられないシステムに対してネットワーク上で脆弱性の保護を行い、パターンファイルでは対応できない未知の脅威に対して、振る舞いをもとに対処するなどの解決策を、市場に提供していくという。
《ScanNetSecurity》