2010年5月度のセキュリティパッチ、リモートコード実行の脆弱性2件に対応(マイクロソフト) | ScanNetSecurity
2025.12.08(月)

2010年5月度のセキュリティパッチ、リモートコード実行の脆弱性2件に対応(マイクロソフト)

マイクロソフト株式会社は5月12日、2010年5月度のセキュリティ情報を公開した。今回は2件のパッチが公開されており、ともに最大深刻度「緊急」のものとなっている。ひとつはOutlook ExpressおよびWindowsメールの脆弱性を解消するもの(MS10-030)、もうひとつはMicroso

製品・サービス・業界動向 業界動向
マイクロソフト株式会社は5月12日、2010年5月度のセキュリティ情報を公開した。今回は2件のパッチが公開されており、ともに最大深刻度「緊急」のものとなっている。ひとつはOutlook ExpressおよびWindowsメールの脆弱性を解消するもの(MS10-030)、もうひとつはMicrosoft Visual Basic for Applications(VBA)の脆弱性を解消するもの(MS10-031)となっている。

「MS10-030」では、ユーザが細工されたメールサーバに接続した場合に、ローカルのユーザと同等の権限でリモートからコードを実行される可能性がある。また「MS10-031」では、ホストアプリケーションが細工されたファイルを表示し、Visual Basic for Applicationsランタイムに渡す場合にリモートからコードを実行され、ユーザのコンピュータを乗っ取られる可能性がある。なお、「MS09-061:Microsoft .NET 共通言語ランタイムの脆弱性により、リモートでコードが実行される(974378)」も更新された。

http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms10-may.mspx

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  2. 脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

    脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

  3. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  4. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

  5. 良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

    良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

ランキングをもっと見る
PageTop