「Adobe Flash」に未対応の脆弱性、悪用でコードを実行される可能性(JVN) | ScanNetSecurity
2025.12.24(水)

「Adobe Flash」に未対応の脆弱性、悪用でコードを実行される可能性(JVN)

独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月8日、アドビ システムズ社が開発している「Adobe Flash」に任意のコードが実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability

製品・サービス・業界動向 業界動向
独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月8日、アドビ システムズ社が開発している「Adobe Flash」に任意のコードが実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。この脆弱性により、SWFコンテンツを埋め込んだ細工されたファイルを閲覧することで、任意のコードを実行される可能性がある。本脆弱性の影響を受けるのは「Adobe Flash Player 10.0.45.2およびそれ以前」「Adobe Flash Player 9.0.262およびそれ以前」「Adobe Reader and Acrobat 9.3.2およびそれ以前」。ActionScript newfunction命令の処理に脆弱性が存在する。

現在、この脆弱性を解消するパッチなどは公開されておらず、Flashを無効にする、Adobe Reader 9でFlashと3D & Multimediaサポートを無効にする、Webブラウザ上でのPDFファイルの自動表示を無効にするなどといった対策により影響を軽減できるとしている。なおアドビでは、本脆弱性を解消する更新版を、Flash Player 10.x(Windows、Macintosh、Linux向け、Solaris向けは未定)は米国時間の6月10日までに、Adobe ReaderおよびAcrobat 9.3.2(Windows、Macintosh、UNIX向け)は6月29日までに、それぞれ公開する予定としている。

http://jvn.jp/cert/JVNVU486225/

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

    元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

  2. バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

    バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

  3. エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃、窃取された情報がダークウェブで公開

    エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃、窃取された情報がダークウェブで公開

  4. 第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

    第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

  5. 駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

    駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

ランキングをもっと見る
PageTop