Adobe Readerなどにおけるリモートコード実行の脆弱性検証レポートを発表(NTTデータ・セキュリティ)
NTTデータ・セキュリティ株式会社は10月1日、Adobe ReaderとAcrobatにおけるCoolType.dllのフォント解析コードに起因するバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2010-2883)に関する検証レポートを公開した。この脆弱性は、不正なSmart INdependent Glyplets(SING)テー
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同社では、Windows XP SP3上のAdobe Reader 9.3.4を検証ターゲットシステムとして、この脆弱性の再現性を検証した。検証は、ターゲットシステムにWebブラウザを通じて細工したPDFファイルをロードさせることで任意のコードを実行するというもので、今回の検証に用いたコードはターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるよう誘導し、システムの制御を奪取するものであった。この結果、誘導先のコンピュータ(Deiban GNU/Linux 5.05)上にターゲットシステム(Windows XP)のプロンプトが表示されたことから、ターゲットシステムの制御の奪取が可能であることが検証された。
http://www.nttdata-sec.co.jp/article/vulner.html
《ScanNetSecurity》