Acrobat、Flashなどのゼロデイ攻撃が複数、9月度レポート(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2025.12.24(水)

Acrobat、Flashなどのゼロデイ攻撃が複数、9月度レポート(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロ株式会社は10月5日、2010年9月度の「インターネット脅威マンスリーレポート」を発表した。レポートによると、9月の不正プログラム感染被害の総報告数は1,128件で、8月の1,121件とほぼ変わらなかった。9月には、アドビ システムズの「Adobe Reader/Acrob

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トレンドマイクロ株式会社は10月5日、2010年9月度の「インターネット脅威マンスリーレポート」を発表した。レポートによると、9月の不正プログラム感染被害の総報告数は1,128件で、8月の1,121件とほぼ変わらなかった。9月には、アドビ システムズの「Adobe Reader/Acrobat」と「Adobe Flash Player」に脆弱性が発見され、10位の「TROJ_PIDIEF」は9月8日にアドビ システムズより「CVE-2010-2883」として発表された「Adobe Reader/Acrobat」の脆弱性を狙ったものであった。不正なPDFファイルが添付、または不正なURLが本文に記載されたメールを受信したユーザが、ファイルやURLをクリックすると感染。その後複数の不正プログラムがダウンロードされ、中には情報漏えいにつながるバックドア活動を行うものが確認されている。

9月9日には、新種のマスメール型ワーム「WORM_MEYLME」が発見され、北米を中心に感染報告が相次いだ。手口としてはメールのURLをクリックさせて感染、同様のメールをアドレス帳に登録された宛先に自動で送るという旧来のものであった。9月の感染報告数ランキングは、1位が「WORM_DOWNAD(38件)」、2位が「JS_REDIR(22件)」、3位が「TROJ_FAKEAV」および「TROJ_OFICLA」(ともに12件)、5位が「MAL_HIFRM(11件)」となっている。

http://jp.trendmicro.com/jp/threat/security_news/monthlyreport/article/20101004081928.html?Homeclick=news

《ScanNetSecurity》

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