世界中のスパムの5件に1件は米国が関与--スパム四半期レポート(ソフォス) | ScanNetSecurity
2024.04.29(月)

世界中のスパムの5件に1件は米国が関与--スパム四半期レポート(ソフォス)

ソフォス株式会社は10月14日、2010年7月から9月におけるスパム最多送信国「ワースト12」に関するレポートを発表した。世界中のスパムのうち、米国から発信されるスパムの割合が前四半期の15.2%から18.6%へ大幅に増加した。これは、迷惑メールのおよそ5件に1件は米国が

製品・サービス・業界動向 業界動向
ソフォス株式会社は10月14日、2010年7月から9月におけるスパム最多送信国「ワースト12」に関するレポートを発表した。世界中のスパムのうち、米国から発信されるスパムの割合が前四半期の15.2%から18.6%へ大幅に増加した。これは、迷惑メールのおよそ5件に1件は米国が関与していることになり、そのスパム送信量は第2位となったインドの約2.5倍にも達する。3位はブラジル(5.7%)、4位はフランス(5.4%)、5位は英国(5.0%)と続いている。

ほぼすべてのスパムは「ボットハーダー」とよばれるボットを悪用するサイバー犯罪者が制御するマルウェア感染コンピュータ(ボットまたはゾンビ)から送信されており、最終的にマルウェアに感染したWebページに接続させようとする。7月から9月は、ソーシャルネットワーキングに関係する詐欺が増加した。Twitterで「onMouseOver」の脆弱性を悪用したスパムツイートによる攻撃が横行し、Facebookを悪用して調査を装ったWebサイトに金銭詐取を目的としてユーザを誘導するような事例も見られた。一方でカナダ人のAdam Guerbuez氏が、医薬品の販売促進にソーシャル ネットワークを使用したとして、送信したスパムメール4,366,386通の各1通につき100ドルの罰金を含む、合計87,330万ドルの罰金を課せられる事件もあった。

http://www.sophos.co.jp/pressoffice/news/articles/2010/10/dirty-dozen-q32010.html

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  2. GROWI に複数の脆弱性

    GROWI に複数の脆弱性

  3. 雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  4. インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

    インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

  5. PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

    PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

  6. セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  7. メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

    メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

  8. NDIAS「車載器向けセキュリティ技術要件集」活用したコンサルサービス提供

    NDIAS「車載器向けセキュリティ技術要件集」活用したコンサルサービス提供

  9. フィッシングサイトのドメイン「top」が最多、デジタルアーツ調査

    フィッシングサイトのドメイン「top」が最多、デジタルアーツ調査

  10. LINEヤフー委託先への不正アクセス、報告書を受け 2 度目の行政指導

    LINEヤフー委託先への不正アクセス、報告書を受け 2 度目の行政指導

ランキングをもっと見る