韓国の40のWebサイトを対象としたDDoS攻撃が発生、ゾンビPCを利用(アンラボ) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

韓国の40のWebサイトを対象としたDDoS攻撃が発生、ゾンビPCを利用(アンラボ)

株式会社アンラボは3月4日、韓国の40のWebサイトを対象にDDoS攻撃が発生したと発表した。攻撃は3月4日10時に29のWebサイトを対象に実施されており、マルウェアの分析結果から、同日午後6時30分からは韓国の合計40のWebサイトに対する攻撃が再度発生すると予想している。

脆弱性と脅威 脅威動向
株式会社アンラボは3月4日、韓国の40のWebサイトを対象にDDoS攻撃が発生したと発表した。攻撃は3月4日10時に29のWebサイトを対象に実施されており、マルウェアの分析結果から、同日午後6時30分からは韓国の合計40のWebサイトに対する攻撃が再度発生すると予想している。なお、3月4日14時現在、日本への攻撃およびユーザへの感染は確認されていないとしている。

今回の攻撃は、2009年7月7日から9日まで韓国で23のWebサイトを狙った「7.7 DDoSサイバーテロ」と類似の攻撃。ntcm63.dll、SBUpdate.exe、ntds50.dll、watcsvc.dll、soetsvc.dll、mopxsvc.dll、SBUpdate.exeなどのマルウェアによって感染PCをゾンビ化し、DDoS攻撃に加担させている。同社では、ゾンビPCを最小化するために韓国で専用ワクチンを迅速に開発し提供を開始している。現在、6種のマルウェアの感染PC数(同社確認済み)は韓国内で6,779台。マルウェアが配布した経路は、韓国のP2Pサイト「シェアボックス」と「スーパーダウン」であることが判明している。
(吉澤亨史)

http://www.ahnlab.co.jp/company/press/news_release_view.asp?seq=5568&pageNo=1&news_gu=01

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop