月例セキュリティ情報公開、対応する脆弱性の数は64件と過去最大(マイクロソフト)
マイクロソフト株式会社は4月13日、2011年4月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は事前通知通り17件で、対応する脆弱性の数は64件と過去最大となった。最大深刻度が「緊急」のものは「MS11-018:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
最大深刻度「重要」のものは、「MS11-021:Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2489279)」「MS11-022:Microsoft PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2489283)」「MS11-023:Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2489293)」など8件となっている。今回公開された「緊急」のセキュリティ情報はすべて、悪用されるとリモートからコードを実行される可能性がある。また、ほとんどのパッチは適用後に再起動の必要がある。
(吉澤亨史)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms11-apr.mspx
《ScanNetSecurity》