慶應義塾大学病院24,459人の患者の個人情報入りUSBメモリを紛失(慶應義塾大学) | ScanNetSecurity
2025.11.18(火)

慶應義塾大学病院24,459人の患者の個人情報入りUSBメモリを紛失(慶應義塾大学)

慶應義塾大学医学部・医学研究科は6月27日、同病院スポーツ医学総合センター(旧称 スポーツクリニック)において、患者の個人情報が記録されたUSBメモリが所在不明となっていることが判明したと発表した。これは6月17日16時30分頃、同センター外来においてUSBメモリ所定

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
慶應義塾大学医学部・医学研究科は6月27日、同病院スポーツ医学総合センター(旧称 スポーツクリニック)において、患者の個人情報が記録されたUSBメモリが所在不明となっていることが判明したと発表した。これは6月17日16時30分頃、同センター外来においてUSBメモリ所定の場所に保管されていないことが判明したというもの。USBメモリは、関係者しか立ち入ることのできないエリアにある鍵のかかるキャビネットに保管されていた。

紛失したUSBメモリには、1991年9月から2011年4月までの間にスポーツ医学総合センターに受診した患者のデータ(氏名、患者ID、性別、生年月日、電話番号、スポーツ種目、傷病名、来院日の一部またはすべて)、24,459人分。同大学では関係者への事情聴取を行い、当該USBメモリの所在の確認を試みているが、現在のところ発見には至っていない。なお、USBメモリに記録されていた個人情報はデータベースソフトで管理されており、このソフトにはIDとパスワードによるセキュリティがかけられている。このため、万一第三者がこのUSBメモリを取得したとしても、所定のIDとパスワードがなければ内容を閲覧できないという。
(吉澤亨史)

http://www.med.keio.ac.jp/information/press.pdf

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  2. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  3. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  4. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  5. 攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

    攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop