経営者・管理者向けのサイバー探偵小説を刊行、仮想事例を通じて学ぶ企業攻撃対策(ネットセキュリティ総合研究所) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

経営者・管理者向けのサイバー探偵小説を刊行、仮想事例を通じて学ぶ企業攻撃対策(ネットセキュリティ総合研究所)

株式会社ネットセキュリティ総合研究所は、企業の情報システム部門管理者と、経営管理層を対象読者とした、サイバーセキュリティミステリ小説を、7月4日に発売する。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
株式会社ネットセキュリティ総合研究所は、企業の情報システム部門管理者と、経営管理層を対象読者とした、サイバーセキュリティミステリ小説を、7月4日に発売する。

「工藤伸治のセキュリティ事件簿-R式サイバーシステム社編」は、カナダ在住のミステリ作家 一田和樹氏が情報セキュリティ専門誌に2010年後半から半年にわたって連載したWeb小説で、会員IDとパスワードを盗まれ、暗号化されたうえでP2Pネットワークに放流され脅迫を受けた企業が、内部犯行と思われる犯人を探すため、フォレンジックやソーシャルエンジニアリングを駆使する敏腕セキュリティコンサルタントに解決を依頼する内容。

近年、特定の組織やシステムを狙ったハッキングなどの攻撃が増えているが、それぞれの事案は個別かつ社外秘であるため、その対策のノウハウを知ることは容易ではないが、同書は、現在の日本で実際に発生しうるリアリティの高いフィクションを通じ、企業における事前事後の情報セキュリティ対策ポイントを知ることができるという。作者の一田和樹氏は、IT企業社長の経歴を持つ異色作家で、実態に基づいた豊富な知識が作品内容に反映されている。

同書には、株式会社ラック コンピュータセキュリティ研究所 所長 岩井博樹氏による解説と、同氏による内部犯行防止チェックリストが付録資料として掲載される。7月3日まで特別価格で予約受付を行う。

(ScanNetSecurity)

http://www.ns-research.co.jp/

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  3. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  4. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop