マルウェアによって3割の企業がデータを損失--グローバルレポート(カスペルスキー)
株式会社Kaspersky Labs Japan(カスペルスキー)は7月4日、ロシアKasperskyが6月20日に公開したリリースの抄訳として、同社がビジネス調査を専門にするグローバル調査会社B2B Internationalと共同で実施した、「グローバル IT セキュリティリスク(Global IT Security
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調査結果によると、最もよく見られたセキュリティ上の脅威は、ウイルス、スパイウェア、その他の悪意のあるプログラムによるものであった。マルウェアによる攻撃の31%が結果としてデータの損失を招き、調査に参加した企業の10%が重要な業務データを損失したと回答している。業務全体をカバーするマルウェア対策製品を導入している企業は全体の70%に留まり、3%の企業は何の保護対策も行っていないことが判明した。また、マルウェア対策製品の導入状況は国によっても異なっていた。なお、ITセキュリティ関連の現在の平均投資額は、小規模企業で8,055ドル、中規模企業で83,200ドル、大企業で3,263,476ドルとなっている。
(吉澤亨史)
http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207582724
《ScanNetSecurity》