インターネットの安全性を示すマーク、認知度は高いがなくても取引は続行(シマンテック) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

インターネットの安全性を示すマーク、認知度は高いがなくても取引は続行(シマンテック)

株式会社シマンテックは7月20日、インターネットの安全性に関するシマンテックのオンライン調査の結果をブログで発表した。調査結果によると、80%の回答者がSSL暗号化を示す鍵マークを確認すべきだと知っているにもかかわらず、鍵マークがなければ取引を中止すると回答

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
株式会社シマンテックは7月20日、インターネットの安全性に関するシマンテックのオンライン調査の結果をブログで発表した。調査結果によると、80%の回答者がSSL暗号化を示す鍵マークを確認すべきだと知っているにもかかわらず、鍵マークがなければ取引を中止すると回答したのは55%にとどまった。同様に、81%の回答者がセキュアなインターネット接続(HTTPS)を確認すべきだと知っているにもかかわらず、セキュアURLが証明書のドメインと一致しない場合に取引を中止するのは56%のみであった。

また、55%の回答者は、EV SSL証明書が発行されていることを示す緑色のアドレスバーを確認すべきだと知っていた。半数以上(54%)の回答者が緑色のアドレスバーがWebサイトの安全性を示していることを知っており、緑色のアドレスバーを見ても安全だと感じないと回答したのはわずか1%であった。その一方で、半数近く(46%)は、緑色のアドレスバーを見た記憶がないか、見てもどちらとも感じない、と回答している。サードパーティーのトラストマークやシールにおいても、ほぼ同様の結果となった。
(吉澤亨史)

http://www.symantec.com/connect/blogs-212

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  3. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  4. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  5. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop