国内モバイルセキュリティ市場規模は今後、年間32.2%で成長と予測(IDC Japan) | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

国内モバイルセキュリティ市場規模は今後、年間32.2%で成長と予測(IDC Japan)

IDC Japan株式会社は10月4日、国内モバイルセキュリティ市場予測を発表した。これによると、2010年の国内モバイルセキュリティ市場規模は23億円、2010年から2015年における年平均成長率(CAGR)は32.2%で、2015年の市場規模は93億円になると予測している。モバイルアイ

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
IDC Japan株式会社は10月4日、国内モバイルセキュリティ市場予測を発表した。これによると、2010年の国内モバイルセキュリティ市場規模は23億円、2010年から2015年における年平均成長率(CAGR)は32.2%で、2015年の市場規模は93億円になると予測している。モバイルアイデンティティ・アクセス管理市場は、スマートフォンやタブレット端末のユーザの急増やビジネスでの利用拡大によってモバイル向け認証関連の製品需要が高まり、2010年から2015年のCAGRは36.5%で、市場規模は2010年の3億円から2015年には15億円になると予測している。

セキュアコンテンツ・脅威管理市場は今後モバイル機器でのマルウェア対策や盗難・紛失時の情報漏えい対策のニーズが高まり、2010年から2015年のCAGRは33.1%で、市場規模は2010年の14億円から2015年には58億円になると予測している。同社のソフトウェア&セキュリティ リサーチマネージャーである登坂恒夫氏は、「ユーザ企業は、早期に導入するためにもスマートフォンなどのモバイルデバイスの活用について、早めに社内コンプライアンスに準拠したポリシーを明確にする必要があり、ベンダはポリシー設計の段階から積極的に関わるべきである」と指摘している。
(吉澤亨史)

http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20111004Apr.html

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

    ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

  2. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  3. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  4. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  5. コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

    コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

ランキングをもっと見る
PageTop