FortiGateアプライアンスのラインアップを拡充、高機能と低コストを実現 (フォーティネット)
大規模企業向けFortiGateアプライアンス「FortiGate-1000C」と小規模企業向け「FortiGate-40C」の2つの新モデル、およびミッドレンジのリニューアルモデル「FortiGate-600C」と「FortiGate-300C」を発表した。
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これらのモデルでは、内蔵ストレージを標準装備しWAN最適化やローカルでのログ保存などの機能拡張と同時に、コストパフォーマンスの向上を実現している。
FortiGate-1000CとFortiGate-600Cは、セキュリティ機能の高速処理を行う専用プロセッサの最新版「FortiASIC CP8」を搭載、不正侵入検知・防御機能のパフォーマンス向上と、IPSec/SSL VPN機能などで利用する暗号エンジンの高速化を行った。またFortiGate-1000Cでは、企業のプライベートクラウド化にともない、ネットワークの高速化の要求に応えるため10 GbE SFP+ インタフェースを2つ装備した。FortiGate-600CとFortiGate-300Cは、標準でストレージを搭載するなど機能強化を行いつつ、最大29%のプライスダウンを行った。FortiGate-40Cはエントリーモデルとなる。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》