Winny開発の金子勇氏、最高裁で無罪確定 | ScanNetSecurity
2026.09.24(木)

Winny開発の金子勇氏、最高裁で無罪確定

 ファイル共有ソフト「Winny」を開発・公開していたことで著作権法違反幇助の罪に問われていた金子勇氏に対して、最高裁判所第三小法廷(岡部喜代子裁判長)は、19日付けで検察側上告を棄却した。これにより金子氏の無罪が確定した。

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「Winny」のアイコンの元画像とされる写真。「WinMX」の「MX」を1文字ずらし「NY」とし、そこからニューヨークの写真が採用されたと言われている
「Winny」のアイコンの元画像とされる写真。「WinMX」の「MX」を1文字ずらし「NY」とし、そこからニューヨークの写真が採用されたと言われている 全 2 枚 拡大写真
 ファイル共有ソフト「Winny」を開発・公開していたことで著作権法違反幇助の罪に問われていた金子勇氏に対して、最高裁判所第三小法廷(岡部喜代子裁判長)は、19日付けで検察側上告を棄却した。これにより金子氏の無罪が確定した。

 一審の京都地裁では有罪となり罰金刑が言い渡されていたが、二審大阪高裁では逆転無罪となっており、この判決が確定した。

 現在金子氏はSkeed社の社外取締役を務めているが、同社社長の明石 昌也氏は、「私としても本件の無罪を確信しておりましたが、最高裁判所における上告棄却の報を聞き、自分でも予期せぬほど胸がいっぱいになりました。Skeedは、創業者である金子勇のリーダーシップのもと、最先端のソフトウェア製品を開発することで発展してまいりました。この間、わたしは金子との交流を通して多くの若い技術者が成長していく姿を見てまいりました。今回の判決結果がその輪をさらに大きく広げ、日本のソフトウェア業界を盛り上げていくことを期待してやみません」と、今回の最高裁における決定を歓迎した。

 また金子氏自身は「私は、今回の事件で開発を躊躇する多くの技術者のために訴訟活動をしてきました。今回の決定で、私の開発態度が正しく認められたことをありがたく思っております。今も、インターネットをめぐる問題はたくさんあります。私は、これらの問題の解決のために、微力ながら最大の努力をしていきたいと思います」とのコメントを寄せている。

《冨岡晶@RBB TODAY》

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