Android端末の普及により、不正アプリの検体が12万個を超える可能性(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2025.11.18(火)

Android端末の普及により、不正アプリの検体が12万個を超える可能性(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、Android端末を標的とした不正プログラムの増加の勢いは今後も継続するとして、ブログで要因を取り上げている。

脆弱性と脅威 脅威動向
トレンドマイクロ株式会社は1月6日、Android端末を標的とした不正プログラムの増加の勢いは今後も継続するとして、ブログで要因を取り上げている。これは、2011年の平均月次増加率を参考に計算すると、2012年末までにAndroid端末を標的とする不正なアプリの検体が12万個を超える可能性があるというもの。ブログでは不正アプリ増加の要因として3点を挙げている。

ひとつは「Android端末の継続的な普及」。Android端末用アプリの総ダウンロード数は100億を超え、OS別の販売台数でもAndroidがスマートフォンの半数を超えている。今後も普及が続き、サイバー犯罪者がこれに便乗するとしている。もうひとつは「Android端末用アプリの比較的自由なダウンロード方法」で、ユーザは公式のAndroidマーケット以外にも、サードパーティのアプリ配布サイトやPCからUSBメモリ経由などで、自由にアプリをダウンロードすることが可能であること。また「サイバー犯罪者は『金のなる木』を見逃さない」ことを挙げている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  2. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  3. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  4. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  5. 攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

    攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop