Android端末を標的とした不正プログラムが暗躍した年--2011年の振り返り(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2026.10.02(金)

Android端末を標的とした不正プログラムが暗躍した年--2011年の振り返り(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、2011年のセキュリティ動向の振り返りをブログで公開している。第2回として、2011年はAndroid端末を標的とした不正プログラムが暗躍した年であったことを取り上げている。

脆弱性と脅威 脅威動向
トレンドマイクロ株式会社は1月20日、2011年のセキュリティ動向の振り返りをブログで公開している。第2回として、2011年はAndroid OSの飛躍の年になったと同時に、Android OSを搭載したモバイル端末(Android端末)を標的とした不正プログラムが暗躍した年でもあったことを取り上げている。Android関連の脅威は、その多くがサードパーティのアプリ配布サイトからもたらされる。特に中国では公式のAndroidマーケットからのアプリ入手が簡単にはできないため、その傾向が顕著といえる。こうしたアプリ配布サイト自体は不正ではないが、多くの場合、アップロードされたアプリを十分に監視できる体制が整っておらず、結果として不正なアプリやトロイの木馬化されたアプリ、違法に複製されたアプリが散見されることになる。

同社では、Windows MobileやSymbianといった従来のモバイル端末用OSで確認されていた。たとえば、「プレミアムサービス悪用」といった手口で、購読していない有料サービスにユーザを登録させ金銭を徴収するというものだ。この手口は、サードパーティのアプリ配布サイトだけでなく公式のAndroidマーケットで確認された不正アプリとともに、2011年で最も大きな脅威となった。また、PCユーザを長年困らせてきた情報収集型不正プログラムがAndroid端末を狙うようになり、現在確認されている新しい亜種では、「SMSメッセージ」や通話記録のような個人情報なども収集する。2012年もモバイル端末を狙う不正プログラムが拡大すると思われ、ユーザは自身を守るための対策を口実必要があるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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