コンピュータの先駆者にして第二次大戦終結の偉人、アラン・チューリング生誕100年記念切手発行(The Register) | ScanNetSecurity
2026.02.03(火)

コンピュータの先駆者にして第二次大戦終結の偉人、アラン・チューリング生誕100年記念切手発行(The Register)

コンピュータの先駆者で、エニグマの暗号解読者であるアラン・チューリングの生誕100年を記念して、またブレッチリー・パークのリノベーション用資金集めの一環としてデザインされた切手が、来月発行される。

国際 TheRegister
en.wikipedia.org/wiki/Alan_Turing
en.wikipedia.org/wiki/Alan_Turing 全 1 枚 拡大写真
コンピュータの先駆者で、エニグマの暗号解読者であるアラン・チューリングの生誕100年を記念して、またブレッチリー・パークのリノベーション用資金集めの一環としてデザインされた切手が、来月発行される。

これらのカバーは基本的に、発行初日に新しい切手のセットを販売するためにデザインされた洒落た封筒で、2月23日に4種類のデザインがリリースされる。

同カバーはそれぞれ500セット限定、各9.99ポンドとなっており、ここでプレビューできる。

最初のものは、Firecatcher DesignのRebecca Peacockがデザインしたもので、チューリングの肖像が掲載されている。他の3つは、チューリングと同僚の暗号解読者たちが第二次世界大戦中、生活していた建物が描かれており、Steve Williamsのアーティストたちによるものだ。

4種類のカバーにはすべて、チューリング・ボンブ(ドイツのエニグマを解読するために作成されたマシン)を描いた郵便切手が貼られており、ボンブの36の車輪の一つを描いた発行日の消印が押されている。

記念切手の発行は、人工知能から現代のコンピュータまで、すべての開発の先駆者として高い評価を得ている数学の天才、チューリングの生誕100年のお祝いの一環だ。

さらに重要なのは、彼がブレッチリーの同僚と行った、エニグマやドイツ、日本の他の暗号の研究で、彼の仕事は第二次世界大戦を2年短縮したとみられている。

チューリングは英国政府に迫害されたことで知られており、1952年に同性愛で有罪判決を受けると、化学的去勢を受けることさえ強制された。そして二年後、かれは41歳で自殺している。

2009年、Gordon Brown首相はついに、チューリングに対する扱いについて沈黙を破り、彼が戦後受けた「ゾッとする」迫害に関して公に謝罪した。

切手の販売による収益は、ブレッチリー・パークの懐に収まる。なお、ブレッチリー・パークは先月、Googleが修繕のために約束した50万ポンドという、少し早いクリスマス・プレゼントを受けとっている。

※本記事は全文を掲載しました

© The Register.


(翻訳:中野恵美子
略歴:翻訳者・ライター

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

    “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

  2. 通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

    通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

  3. ソリトンシステムズ「準備はできている」~多要素認証ニーズの変化はサプライチェーンリスク対策

    ソリトンシステムズ「準備はできている」~多要素認証ニーズの変化はサプライチェーンリスク対策PR

  4. 今日もどこかで情報漏えい 第44回「2025年に最も読まれたセキュリティ事件・事故・情報漏えい・不正アクセス記事 ベスト10」

    今日もどこかで情報漏えい 第44回「2025年に最も読まれたセキュリティ事件・事故・情報漏えい・不正アクセス記事 ベスト10」

  5. 翌週業界を去るサイバーセキュリティ研究者が 34 年のキャリアをふりかえり言ったこと

    翌週業界を去るサイバーセキュリティ研究者が 34 年のキャリアをふりかえり言ったこと

ランキングをもっと見る
PageTop