脆弱性関連情報、スマートフォンの脆弱性届出が急増--IPA四半期レポート(IPA/ISEC)
IPA/ISECは、2011年第4四半期におけるソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況を発表した。
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ソフトウェア製品の脆弱性の届出に関して、JPCERT/CCが調整を行い、製品開発者が修正を完了し、2011年第4四半期にJVNで対策情報を公表したものは35件(累計580件)。このうち「クロスサイトスクリプティング」が15件で最も多かった。Webサイトの脆弱性関連情報の届出に関して、IPAがWebサイト運営者に通知を行い、2011年第4四半期に修正を完了したものは259件(累計3,855件)と激増した。また、2011年のソフトウェア製品に関する脆弱性関連情報の届出について、届出されるソフトウェア製品の傾向が変化してしている。2011年のソフトウェア製品の届出全体のうち、スマートフォン関連の届出が占める割合は22%となった。2011年第1四半期、第2四半期においては、スマートフォンに関連したソフトウェア製品の届出の割合は10%未満であったが、第3四半期は約30%、第4四半期は約40%と急増している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》