「PHP 5.3.9」にリモートコード実行の脆弱性、最新版へのアップデートを(JPCERT/CC) | ScanNetSecurity
2025.11.19(水)

「PHP 5.3.9」にリモートコード実行の脆弱性、最新版へのアップデートを(JPCERT/CC)

JPCERT/CCは、「PHP 5.3.9の脆弱性に関する注意喚起」を発表した。これはPHP Groupにより2月2日に新バージョンのリリースとともに公開された脆弱性。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月6日、「PHP 5.3.9の脆弱性に関する注意喚起」を発表した。これはPHP Groupにより2月2日に新バージョンのリリースとともに公開された脆弱性で、JPCERT/CCでは本脆弱性を使用する実証コードが公開されていることを確認している。

「PHP 5.3.9」には、リモートから任意のコードを実行される脆弱性(CVE-2012-0830)が存在する。新バージョンである「PHP 5.3.10」にアップデートすることで、本脆弱性を解消できる。なお、PHP 5.3.8以前のバージョンを使用している場合は本脆弱性の影響を受けないが、既知の脆弱性によって任意のコードが実行されたり、DoS攻撃の影響を受ける可能性があるため、JPCERT/CCでは最新のバージョンにアップデートするよう勧めている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  2. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  3. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  4. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  5. 著作権者からの開示請求や損害賠償が多発 ~ ファイル共有ソフトの不適切利用に注意呼びかけ

    著作権者からの開示請求や損害賠償が多発 ~ ファイル共有ソフトの不適切利用に注意呼びかけ

ランキングをもっと見る
PageTop