Windows Mediaの脆弱性を悪用する攻撃の検知状況、限定的ながら要注意(日本IBM) | ScanNetSecurity
2026.11.02(月)

Windows Mediaの脆弱性を悪用する攻撃の検知状況、限定的ながら要注意(日本IBM)

日本IBMは、東京SOCにおいてWindows Mediaの脆弱性(MS12-004)を悪用する攻撃の検知状況をブログで発表した。東京SOCでは、2012年2月に入り徐々にこの攻撃を検知するようになっているが、検知数は小規模で、攻撃範囲は限定的という。

脆弱性と脅威 脅威動向
日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は2月7日、東京SOCにおいてWindows Mediaの脆弱性(MS12-004)を悪用する攻撃の検知状況をブログで発表した。東京SOCでは、2012年2月に入り徐々にこの攻撃を検知するようになっているが、検知数は小規模で、攻撃範囲は限定的。本脆弱性を悪用する攻撃コードがホスティングされたサイトは、韓国や米国の改ざんされたWebサイトが中心となっており、一例として以下が確認されている。

www. [省略] .co.kr/data/nea/kr.html
www. [省略] .co.kr/data/nea/video.mid
www. [省略] .com/i/ie6.html
www. [省略] .com/i/test_case.mid
media. [省略] .com/img/ms.html
media. [省略] .com/img/yty.mid

攻撃の中には、先日公開された本脆弱性を悪用するPoCをそのまま利用しているケースも確認されている。また、同時にJavaの脆弱性(CVE-2011-3544)などを悪用しているものも存在する。この攻撃で感染するウイルスは複数確認されているが、「Poison ivy」と呼ばれるRAT(Remote Access Trojan)をインストールしようとするものもある。「Poison ivy」を代表とするRATをインストールされたシステムでは、PCに内蔵されたマイクによる盗聴やキー入力の監視、Webcamによる盗撮、スクリーンキャプチャなど情報漏えいにつながる不正な操作をリモートから行われてしまう可能性がある。東京SOCでは、現在は攻撃範囲が限定的であるものの、今後大規模に発生する可能性もあり、早急なパッチの適用を呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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