Flashfakeボットネットの検証用サイトを公開、駆除も可能(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2024.05.03(金)

Flashfakeボットネットの検証用サイトを公開、駆除も可能(カスペルスキー)

カスペルスキーは、Flashfakeボットネットの検証用サイトを公開した。ユーザは同サイトでFlashfakeに感染していないかチェックすることができ、感染していた場合は駆除できる。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
株式会社Kaspersky Labs Japan(カスペルスキー)は4月17日、ロシアKasperskyが4月12日に公開したリリースの抄訳として、Flashfakeボットネットの検証用サイトを公開したと発表した、ユーザは同サイトでFlashfakeに感染していないかチェックすることができ、感染していた場合、無償の駆除ツール「Kaspersky Flashfake Removal Tool」を使って除去することが可能。

なお、同社のエキスパートはアクティブなボット数の減少を確認している。4月6日には650,748台であったアクティブなボット数が、4月8日の終わりには237,103台であった。ただし、感染したボットが減少したからといってボットネットが急速に縮小しているわけではないとしている。統計は過去数日にわたりFlashfakeに接続されたアクティブなボットの数を示しており、感染したPCの正確な数とは一致しない。これは週末に非アクティブであった感染PCはFlashfakeとは通信しないので、感染ボットとして表面化しないためだとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  4. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  5. 「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

    「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

  6. SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

    SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

  7. 2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

    2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

  8. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

    「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  9. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  10. クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

    クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

ランキングをもっと見る