「PoweredSolution」にFFRIの脆弱性対策、標的型攻撃対策機能を追加(富士通SSL、FFRI) | ScanNetSecurity
2025.11.18(火)

「PoweredSolution」にFFRIの脆弱性対策、標的型攻撃対策機能を追加(富士通SSL、FFRI)

富士通SSLはフォティーンフォティ技術研究所(FFRI)と販売契約を締結し、標的型攻撃対策ソフト「FFR yarai」の販売を開始した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は5月14日、株式会社フォティーンフォティ技術研究所(FFRI)と販売契約を締結し、標的型攻撃対策ソフト「FFR yarai」の販売を同日より開始したと発表した。販売価格は、「脆弱性攻撃防御機能」が3,780円、「標的型攻撃対策」が9,450円(PC5~99台の場合)「FFR yarai」は、PCやサーバにインストールするだけで、パターンファイルに依存しないヒューリスティック検出技術により、未知のマルウェアや未知の脆弱性攻撃を検出し、情報漏えいを防止するもの。他のウイルス対策ソフトとの親和性も高い。

今回の販売契約により、富士通SSLはソリューション商品群「PoweredSolution」で従来より提供している入り口防御、出口対策、情報暗号化などのセキュリティ素材に「FFR yarai」を加えることにより、標的型攻撃に対し、より強化されたトータルセキュリティを提供する。これにより、メールの添付ファイルやWebサイトからダウンロードされたプログラム構造を分析しマルウェアを検出することで、不正なプログラムを実行する前に、既知・未知の脆弱性を狙ったウイルス攻撃を防御することが可能になる。また、導入や運用の手間を省略できることも特徴。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  2. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  3. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  4. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  5. 攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

    攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop