「Drupal」にリモートから認証情報などを窃取される脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Drupalの提供するコンテンツ管理システムである「Drupal」のForm APIに送信先URLを検証しない脆弱性が存在するとJVNで発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Drupal 7.x 系の 7.13 より前のバージョン」のForm APIには、送信先のURLを検証しない脆弱性(CVE-2012-1589)が存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にフォームの送信先を変更され、結果として認証情報などを窃取される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》