Google検索を自動的に暗号化しプライバシー保護を強化(Mozilla Japan) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

Google検索を自動的に暗号化しプライバシー保護を強化(Mozilla Japan)

 Mozilla Japanは17日、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 14」(14.0.1)を公開した。Windows、Mac、Linux版が更新されている。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
EV SSL証明書を使用しているサイトでは、緑色の鍵のアイコンとサイト運営者名が表示される
EV SSL証明書を使用しているサイトでは、緑色の鍵のアイコンとサイト運営者名が表示される 全 2 枚 拡大写真
 Mozilla Japanは17日、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 14」(14.0.1)を公開した。Windows、Mac、Linux版が更新されている。

 「Firefox 14」では、Google検索を自動的に暗号化することで、プライバシー保護が強化された。またこれにより、Googleが開発した次世代通信プロトコル「SPDY」に対応したサイトではパフォーマンスが向上するという。またロケーションバーの左端に表示されるサイト識別情報のデザインが変更され、EV(Extended Validation)SSL証明書を導入している認証済みサイトが確認しやすくなったとのこと。

 開発者向け機能としては、ポインタロックAPIを実装し、一人称視点ゲームのようなWebアプリケーションでマウスの柔軟な制御が可能になっている。その他、前バージョンで見つかったセキュリティ問題の修正も含まれているとのこと。現在すでにFirefoxを利用している場合、数日中に最新版へ自動更新される。

 あわせてThunderbirdの最新版も公開。さまざまなバグ修正とパフォーマンスの向上が図られている。

最新版「Firefox 14」が公開……Google検索を暗号化しプライバシー保護を強化

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop