韓国における「2012年上半期5大セキュリティ脅威トレンド」を発表(アンラボ)
アンラボは、「2012年上半期5大セキュリティ脅威トレンド~韓国事例~」を発表した。今期の特徴として、マルウェア配布のための経路の多様化や特定の組職を対象として隠密に進行するAPT攻撃が多数見受けられた点を挙げている。
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「PCとモバイルを同時に狙ったフィッシングサイト初登場」、オンラインゲームのアカウント奪取を目的とする「持続的な個人情報奪取用マルウェア配布」、文書ファイル、Webブラウザ、Webアプリに加え、韓国産文書ソフトであるアレアハングル(hwp)の脆弱性を悪用した事例が多数発見された「アプリケーションの脆弱性を悪用するマルウェアの登場」、マルウェア製作者が作成した偽アプリストアや偽アプリ配布サイト、TwitterなどSNS経由で配布される「モバイルマルウェアの配布経路の多様化」としている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》