「Blackhole」関連のボットを多数検出、実被害も発生--7月度レポート(マカフィー) | ScanNetSecurity
2026.11.02(月)

「Blackhole」関連のボットを多数検出、実被害も発生--7月度レポート(マカフィー)

マカフィーは、2012年7月のサイバー脅威の状況を発表した。今月も「Blackhole」「ZeroAccess」「PWS-Zbot」の脅威がランクインしている。

脆弱性と脅威 脅威動向
マカフィー株式会社は8月6日、2012年7月のサイバー脅威の状況を発表した。本レポートは、同社のデータセンターで把握している情報をもとにトップ10を算出し、同社の研究機関であるMcAfee Labsの研究員が分析をしたもの。PCにおけるウイルスの脅威傾向では、今月も「Blackhole」「ZeroAccess」「PWS-Zbot」の脅威がランクインしている。ZeroAccessやPWS-Zbotは多くの場合、Blackhole(JS/Blacole-Redirector等)によって感染させられることが確認されており、世界中で流行している。

ZeroAccessは、ボット等のマルウェアをダウンロードする機能を持つトロイの木馬。多くの場合、偽セキュリティソフトをダウンロードすることが確認されているほか、高度なルートキット機能を持ち、ファイルや通信などを秘匿することが可能。PWS-Zbotは、ZbotあるいはZeusといった別名で知られており、主にオンライン金融サイトの認証情報を盗む機能を持つ。欧米では、感染したユーザの口座から攻撃者へ不正に送金されるといった、実際の被害も報告されている。なお、これらは難読化や暗号化によって常に新たな亜種が作成されており、その数は非常に多くなっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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