2012年上半期の少年非行情勢を発表、刑法犯少年の検挙人員は10年連続の減少(警視庁) | ScanNetSecurity
2026.04.04(土)

2012年上半期の少年非行情勢を発表、刑法犯少年の検挙人員は10年連続の減少(警視庁)

 警視庁は8月9日、2012年上半期の少年非行情勢を発表した。刑法犯少年の検挙人員は、10年連続の減少となっており、2012年上半期は、3万1,232人で前年同期比14.4%減という。しかし、学校内のいじめ問題など、少年の非行防止と被害防止の両面で厳しい状況にある。

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刑法犯少年の推移
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 警視庁は8月9日、2012年上半期の少年非行情勢を発表した。刑法犯少年の検挙人員は、10年連続の減少となっており、2012年上半期は、3万1,232人で前年同期比14.4%減という。しかし、学校内のいじめ問題など、少年の非行防止と被害防止の両面で厳しい状況にある。

 いじめに起因する事件の件数は、2003年から2006年まで毎年増加傾向にあったものの、2007年からは減少傾向にある。しかし2012年上半期は、65件で前年同期比38.3%増である。

 なお「いじめに起因する事件」とは、警察が検挙または補導した小・中・高校生の「いじめによる事件」と「いじめの仕返しによる事件」をいう。

 いじめに起因する事件の検挙・補導人員の件数は、2006年をピークに減少傾向にある。しかし2012年上半期は、125人で前年同期比43.7%増である。学校種別に見ると、中学生がもっとも多く103人で全体の82.4%を占める。

 いじめの原因・動機について、「力が弱い・無抵抗」が48%の約半数を占める。次いで「いい子ぶる・なまいき」(13.6%)、「態度動作が鈍い」(7.2%)の順に多い。一方、「人気がある」「家柄・家族の資産等を自慢」「学力が優れている」といった「はらいせ」によるものは過去10年間を通して0%で原因にはなっていない。

 被害少年の相談状況について、「保護者に相談した」(44.2%)がもっとも多く、次いで「教師に相談した」(27.9%)、「相談しなかった」(18.6%)、「友人に相談した」(7.0%)、「警察等の相談機関に相談した」(7.0%)の順で、相談しなかったケースが2割弱あったという。

いじめに起因する事件の検挙数、前年同期比43.7%増…警視庁調べ

《工藤 めぐみ@リセマム》

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