「MS-CHAPv2」の脆弱性を受け注意喚起、VPNや無線LANはプロトコル確認を(ラック) | ScanNetSecurity
2026.10.24(土)

「MS-CHAPv2」の脆弱性を受け注意喚起、VPNや無線LANはプロトコル確認を(ラック)

ラックは、「MS-CHAPv2」プロトコルにパスワードが完全に解読されてしまう脆弱性が発見され、公表されたことを受け、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
株式会社ラックは8月23日、「MS-CHAPv2(Microsoft CHAP version 2)」プロトコルに、パスワードが完全に解読されてしまう脆弱性が発見され、公表されたことを受け、注意喚起を発表した。同プロトコルは、暗号化通信(VPN)や無線LAN(WPA2)の認証として、一般企業で広く使われているもの。本脆弱性には、通信内容が読み取られたりネットワークに侵入できてしまうリスクがあることが判明している。

想定される影響範囲は、Windows等に標準で搭載されているVPN通信や、無線LAN(WPA2 Enterprise)があり、このほかにもISPへの接続やSMTP認証など、あらゆる認証機能においてMS-CHAPv2を使用している場合には対応が必要となる。同社では推奨する対策として、VPN通信ではプロトコルとしてPPTPを使用している場合、すぐに使用を中止し代替手段を検討する。代替手段としてL2TP に変更する場合、L2TP/IPSECとする(ただしPSKは不可)。無線LANではWPA2 Enterpriseの1世代前のWPA Enterpriseはすぐに使用を取りやめ、EAP-TLS、PEAPv1/EAP-GTC、EAP-SIMのいずれかを推奨している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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