安否確認サービス、避難所情報収集サービスなどを仮想的に体験、「IT防災訓練」ポータルサイトを公開(内閣官房IT担当室)
内閣官房IT担当室は31日、 防災の日(9月1日)・防災週間(8月30日〜9月5日)に合わせて、パソコン、携帯電話、スマートフォンを活用し、災害時に活用できるさまざまなサービスを体験できる、「IT防災訓練」ポータルサイト(www.itbousai.go.jp)を公開した。
製品・サービス・業界動向
新製品・新サービス
「IT防災訓練」ポータルサイトは、安否確認サービス、避難所情報収集サービスなど、災害発生時に役に立つさまざまなネットサービスを仮想的に体験し、“IT防災訓練”とするのが狙い。なお試行的な立ち上げとのことで、今後さまざまな試みが実施される模様。現在は、各社の災害用伝言板や避難所情報、道路情報などを扱うアプリやサービスに関する情報が集約されている。
首相官邸のIT戦略本部では、東日本大震災の教訓を踏まえ、官民連携の下、情報通信技術を活用した防災ライフラインの検討および普及を進め、官民の取組みについての情報共有と連携の強化を図るため、今年3月に、「IT防災ライフライン推進協議会」を設置している。同協議会が今年6月に取りまとめた「IT防災ライフライン構築のための基本方針およびアクションプラン」では、「IT防災訓練の徹底」が柱の1つとなっている。
内閣官房、「IT防災訓練」ポータルサイトを公開……各社の情報を集約
《冨岡晶@RBB TODAY》
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