8月の熱中症による救急搬送の状況を公表、人口10万人あたりでは秋田県が最多(消防庁) | ScanNetSecurity
2024.05.09(木)

8月の熱中症による救急搬送の状況を公表、人口10万人あたりでは秋田県が最多(消防庁)

 消防庁は9月18日、8月の熱中症による救急搬送の状況を公表した。熱中症総搬送人員は、前年より約5.7%多い18,573人で、都道府県別人口10万人あたりでは、秋田県が最多であった。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
熱中症搬送人員年齢区分(構成比)
熱中症搬送人員年齢区分(構成比) 全 3 枚 拡大写真
 消防庁は9月18日、8月の熱中症による救急搬送の状況を公表した。熱中症総搬送人員は、前年より約5.7%多い18,573人で、都道府県別人口10万人あたりでは、秋田県が最多であった。

 2012年8月の全国における熱中症による救急搬送人員は18,573人で、前年の17,566人と比べて、約5.7%の増加となった。

 熱中症による救急搬送人員の年齢区分をみると、もっとも多いのは、高齢者(65歳以上)8,599人(46.3%)、次いで成人(18歳以上65歳未満)7,610 人(41.0%)、少年(7歳以上18歳未満)2,222 人(12.0%)、乳幼児(生後28日以上7歳未満)139人(0.7%)の順に多い。

 熱中症により搬送された医療機関での初診時における傷病程度をみると、もっとも多いのは、軽症11,771人(63.4%)、次いで中等症6,178人(33.3%)、重症410人(2.2%)、死亡35人(0.2%)の順に多い。

 都道府県別人口10万人あたりの熱中症搬送人員をみると、もっとも多いのは、秋田県28.36人、次いで鳥取県25.82人、島根県25.09人の順に多い。

 まだ暑い日が続いているが、熱中症を予防するには、暑さを避け、こまめに水分を補給し、急に暑くなる日には注意することなどが必要であると同省では注意を呼びかけている。

8月の熱中症患者、前年比約5.7%増…秋田県が最多

《工藤 めぐみ@リセマム》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  2. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  3. 「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

    「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

  4. 社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

    社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

  5. メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

    メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

  6. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  7. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

    Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

  8. 日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

    日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

  9. デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

    デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

  10. 経団連、個人情報保護法に基づく漏えい報告や本人通知にリソースを割く現状を問題視

    経団連、個人情報保護法に基づく漏えい報告や本人通知にリソースを割く現状を問題視

ランキングをもっと見る