日本のユーザを標的とするAndroidマルウェアが増加--ウイルス脅威レポート(Dr.WEB)
Dr.WEBは、「2012年9月のウイルス脅威」をまとめ発表した。9月は、危険な悪意のあるプログラム「Trojan.Mayachok.1」による感染数に著しい減少が見られた一方で、新たな亜種がいくつか出現した。
調査・レポート・白書・ガイドライン
調査・ホワイトペーパー
9月も、Google Androidに対する脅威のエントリが多数Dr.Webウイルスデータベースに加わった。そのひとつ「Android.EmailSpy.origin」は日本のユーザを標的とするもの。Androidのアドレス帳から特にメールアドレスを盗み、後にそれらのアドレスが犯罪者による大量メール配信に利用される場合がある。9月の後半には、感染したデバイス上のショートメッセージを傍受する「Android.SmsSpy.6.origin」が追加された。日本のユーザを標的とする「Android.Loozfon.origin」および「Android.Loozfon.2.origin」スパイウェアも確認されている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》