クラウドソリューション導入の阻害要因は「データセキュリティ」(トレンドマイクロ)
トレンドマイクロは、同社の年次グローバルクラウドセキュリティ調査の結果を発表した。調査結果によると、データセキュリティのトラブルや問題がもっとも多く発生しているのはインド、ブラジルであることが判明した。
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昨年と比べて、この割合が最も多く増加しているのもインドで(12.3%増)、日本(7.1%増)、カナダ(5.4%増)と続いた。調査によれば、日本は、調査を行った他の国に比べて、クラウドの採用が進んでおらず、VDI、パブリッククラウド、プライベートクラウドの利用度が最も低くなっている。また、調査対象の半分以上(53.6%)のIT部門の意思決定者が、クラウドソリューションの採用を思いとどまる主な理由に「データセキュリティ」を挙げている。調査対象者の約53%は、クラウドプロバイダがデータ保護により尽力してくれれば、またはクラウドにおけるデータ保護の方法についてより多くのことを知っていれば、積極的にクラウド使用について検討すると回答している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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