Facebookユーザの8割以上が「プライバシーが気になる」--ユーザ調査(トレンドマイクロ)
トレンドマイクロは、「Facebookの利用実態調査」を発表した。多くのFacebookユーザが友人とのコミュニケーションで楽しんでいる一方で、プライバシーに関する懸念を抱いており、実際にトラブルを経験している実態が明らかになった。
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Facebook利用上の経験については、63.1%が「『友達』承認したくない相手から、『友達』申請がきた」経験があり、33.1%のユーザは「Facebookに投稿した情報が知られたくない相手に見られていた」経験をしている。Facebook上のトラブルや人間関係のストレスを避けるための対策としては、トラブルを避ける対策として半数程度のユーザが「個人情報は最小限しか登録しない(53.5%)」や、「自分が記事や写真・動画を投稿する際は不特定多数にみられてもよいレベルしか投稿しない(49.4%)」を実施している一方で、Facebookのプライバシー設定を活用しているユーザは34.6%にとどまった。Facebookのプライバシー設定について、85.6%のユーザは「設定方法が分かりづらい」または「やや分かりづらい」と回答し、78.5%のユーザは「設定が面倒である」または「やや面倒である」と感じていることがわかった。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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