「遠隔操作ウイルス」真犯人の情報を呼びかけ、懸賞金300万円(警視庁) | ScanNetSecurity
2026.07.22(水)

「遠隔操作ウイルス」真犯人の情報を呼びかけ、懸賞金300万円(警視庁)

警視庁は、いわゆる「遠隔操作ウイルス」真犯人に関する情報提供について発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
上限300万円の捜査特別報奨金が設定された
上限300万円の捜査特別報奨金が設定された 全 1 枚 拡大写真
警視庁は12月12日、いわゆる「遠隔操作ウイルス」真犯人に関する情報提供について発表した。これは2012年6月29日から9月10日にかけて、インターネット掲示板「2ちゃんねる」を利用して、第三者のPCを遠隔操作ウイルス「iesys.exe」に感染させるなどし、感染したPCから無差別殺人や航空機爆破等の犯罪予告を内容とする脅迫文を市役所などのWebサイトに投稿し、またメールで送信することにより、市役所や会社の業務が妨害されるなどの事件が連続して発生したもの。警視庁によると、犯人はウイルスを自分で作成するなど一定のプログラミング知識を有していると考えられ、また「2ちゃんねる」を常時利用していたと思われるほか、遠隔操作命令の送信には「livedoorしたらば掲示板」を使用していた。

ウイルスの特徴では、タイマー機能など他の機能を持つソフトウェアを偽装しており、その中にウイルスが仕込まれていた。さらに、遠隔操作したPC内から遠隔操作の痕跡を消去するとともに、実際の犯行で用いられた脅迫文のデータを残しておくなどして、PCの使用者がさも犯人であるかのように偽装する仕組みになっていた。警視庁では犯人に関する情報(犯人を知っている、事件について噂話を聞いた)、「2ちゃんねる」に置かれたCSRFのリンクをクリックした、あるいは画面を保存した、「livedoorしたらば掲示板」の遠隔操作命令について掲示板を保存したなどの情報提供を呼びかけている。犯人に結びつく最も有力な情報を情報受付部署に提供した人には、上限額300万円の範囲内で捜査特別報奨金を支払うという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 患者の氏名・住所情報を利用し別の医療機関の開業案内を郵送

    患者の氏名・住所情報を利用し別の医療機関の開業案内を郵送

  2. 樋口商会子会社の会計情報漏えい、取引先から「ランサムウェア感染に起因するとみられる情報漏えいの可能性がある」旨の連絡

    樋口商会子会社の会計情報漏えい、取引先から「ランサムウェア感染に起因するとみられる情報漏えいの可能性がある」旨の連絡

  3. 愛知県農業共済組合のメールアドレスに不正アクセス、大量の迷惑メール発信

    愛知県農業共済組合のメールアドレスに不正アクセス、大量の迷惑メール発信

  4. システムから送信される「受領完了」メールに 22 名の個人情報記載

    システムから送信される「受領完了」メールに 22 名の個人情報記載

  5. ニチレイへの不正アクセスによるシステム障害、冷蔵倉庫の入出庫業務や冷凍食品出荷業務に影響

    ニチレイへの不正アクセスによるシステム障害、冷蔵倉庫の入出庫業務や冷凍食品出荷業務に影響

ランキングをもっと見る
PageTop