「遠隔操作ウイルス」真犯人の情報を呼びかけ、懸賞金300万円(警視庁)
警視庁は、いわゆる「遠隔操作ウイルス」真犯人に関する情報提供について発表した。
インシデント・事故
インシデント・情報漏えい
ウイルスの特徴では、タイマー機能など他の機能を持つソフトウェアを偽装しており、その中にウイルスが仕込まれていた。さらに、遠隔操作したPC内から遠隔操作の痕跡を消去するとともに、実際の犯行で用いられた脅迫文のデータを残しておくなどして、PCの使用者がさも犯人であるかのように偽装する仕組みになっていた。警視庁では犯人に関する情報(犯人を知っている、事件について噂話を聞いた)、「2ちゃんねる」に置かれたCSRFのリンクをクリックした、あるいは画面を保存した、「livedoorしたらば掲示板」の遠隔操作命令について掲示板を保存したなどの情報提供を呼びかけている。犯人に結びつく最も有力な情報を情報受付部署に提供した人には、上限額300万円の範囲内で捜査特別報奨金を支払うという。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
関連記事
この記事の写真
/