未対応のIE脆弱性を狙う「Watering Hole」型攻撃、標的型攻撃に活用か(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2026.10.31(土)

未対応のIE脆弱性を狙う「Watering Hole」型攻撃、標的型攻撃に活用か(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、「Watering Hole」型攻撃についてブログで詳細を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
トレンドマイクロ株式会社は1月7日、「Watering Hole」型攻撃についてブログで詳細を発表した。Watering Hole攻撃は2012年12月下旬、米国の超党派組織「外交問題評議会」のWebサイトが、Internet Explorerに影響を及ぼすゼロデイの脆弱性を利用した不正プログラムを組み込むように改変および変更されたというもの。解析によると、ブラウザの言語が英語(米国)、中国語(中国)、中国語(台湾)、日本語、韓国語またはロシア語に設定されている場合のみ攻撃が実施されるように設定されており、標的型攻撃を目的としていることが明らかになっている。

この脆弱性に対してマイクロソフトは2012年12月29日、「セキュリティアドバイザリ(2794220)」を公表している。攻撃者はこの脆弱性を悪用することで、任意のコードを実行することが可能になる。この攻撃手法は新しいものではなく、トレンドマイクロでは2009年に確認しているが、標的型攻撃に有効なため今後は一般的になるとしている。事前に収集した標的の情報から標的の閲覧する可能性の高いサイト(たまり場)を狙うこの攻撃は、他のWeb改ざんやゼロデイ攻撃と異なるレベルの脅威をもたらすとしており、注意を呼びかけているいる。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、情報が公開された顧客に上限300万円の特別見舞金

    「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、情報が公開された顧客に上限300万円の特別見舞金

  2. ニフティの回線申込・受付管理システムに不正アクセス、最大54万2,513件の会員情報に影響

    ニフティの回線申込・受付管理システムに不正アクセス、最大54万2,513件の会員情報に影響

  3. So-net 会員データベースに不正アクセス、会員情報214万1,986件が漏えい

    So-net 会員データベースに不正アクセス、会員情報214万1,986件が漏えい

  4. 日本プルーフポイント増田幸美のセキュリティ情報プレゼンテーション必勝ノウハウ

    日本プルーフポイント増田幸美のセキュリティ情報プレゼンテーション必勝ノウハウPR

  5. 「阪急百貨店・阪神百貨店予約サイト」に不正アクセス、約126万件の「H2O ID」個人情報が漏えい

    「阪急百貨店・阪神百貨店予約サイト」に不正アクセス、約126万件の「H2O ID」個人情報が漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop