31%の企業が標的型攻撃を経験、7割以上が対策せず--セキュリティ実態調査(NRIセキュア)
NRIセキュアは、「企業における情報セキュリティ実態調査2012報告書」を公開した。調査結果によると、31%の企業が標的型攻撃を経験しており、標的型攻撃は売上高が大きい企業ほど狙われる傾向があった。
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セキュリティインシデントのトップは「携帯電話・スマートデバイスの置き忘れ」となり、本年度の課題としてスマートデバイスのセキュリティ統制を課題に挙げる企業が急増した。また、スマートデバイス活用に積極的な企業が、慎重派を大きく上回った。BYODの利用については慎重派が多数、金融業では導入済みの企業が存在しなかった。さらに、8割以上の企業でセキュリティ人材の不足を感じており、BCPとIT-BCPの継続改善と整合確保といった課題も明らかになっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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