2013年のITトレンド、ビッグデータの実用化やパスワードの終焉など予測(CA Technologies) | ScanNetSecurity
2024.05.01(水)

2013年のITトレンド、ビッグデータの実用化やパスワードの終焉など予測(CA Technologies)

CA Technologiesは、「2013年のITトレンド予測トップ6」を発表した。「ビッグデータの成長」「企業各社がパブリック・クラウドを導入」「アイデンティティがパスワードに取って代わる」などが挙げられている。

脆弱性と脅威 脅威動向
CA Technologiesは1月23日、「2013年のITトレンド予測トップ6」を発表した。トップ6は「ビッグデータの成長」「企業各社がパブリック・クラウドを導入」「アイデンティティがパスワードに取って代わる」「IoTですべてがインテリジェントに」「企業におけるモバイル・ソーシャルの優先」「DavOps(開発と運用の協働)の台頭」。またITは、「購入し、構築し、管理する」という従来のモデルから、複合的なビジネス・アプリケーションに焦点を当て、スピード、イノベーション、パフォーマンス、コスト・リスク効率を向上していくことになるとしている。

ビッグデータのプロジェクトは、2013年中にROIが実証されると予想され、さらにクラウドと合わせることで、ビッグデータは成熟したビジネス価値をもたらす手段として定義されるようになるとしている。また「アイデンティティ」では、その重要性がますます高まるとしている。パスワードの時代は終わり、強固に認証されたアイデンティティこそがセキュリティのキーとなる。認証強化モデルは市場にさらに浸透し、デバイス、トランザクション、ロケーションなどに適したリスクベース認証が増加するとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

    クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

  4. 2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

    2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

  5. 雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  6. GROWI に複数の脆弱性

    GROWI に複数の脆弱性

  7. セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  8. KELA、生成 AI セキュリティソリューション「AiFort」提供開始

    KELA、生成 AI セキュリティソリューション「AiFort」提供開始

  9. SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

    SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

  10. トレーニング 6 年ぶり復活 11/9 ~ 11/15「CODE BLUE 2024」開催

    トレーニング 6 年ぶり復活 11/9 ~ 11/15「CODE BLUE 2024」開催

ランキングをもっと見る