日本の中小規模企業、グローバルに比べクラウド普及の遅れが顕著(シマンテック)
シマンテックは、クラウド利用に関する調査「2013年クラウドの隠れたリスクに関する調査」のグローバルならび日本企業の回答結果を発表した。これによると、日本の中小規模企業におけるクラウド普及の遅れが明らかになっている。
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調査結果によると、グローバルにおいてパブリック、プライベート、ハイブリッドなどを含むクラウドの利用について「少なくとも検討を行っている」と答えた企業の割合は90%以上に達し、昨年の75%から増加した。これに対し、日本の回答企業全体では64%であった。一方、250名未満の中小規模企業においては、グローバルが82%だったのに対し、日本は46%にとどまった。また、「ビジネス情報をクラウドに保存している」と答えたのは、グローバルの中小規模企業では47%だったのに対し、日本の中小規模企業では24%であった。日本ではITスタッフのクラウドへの準備状況も低い結果となった。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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