バングラデシュを発信元とする日本語の迷惑メールが増加--技術レポート(IIJ) | ScanNetSecurity
2026.01.23(金)

バングラデシュを発信元とする日本語の迷惑メールが増加--技術レポート(IIJ)

IIJは、インターネットの基盤技術に関する最新の技術動向や、セキュリティ情報を紹介する技術レポート「Internet Infrastructure Review(IIR)」のVol.18を発行した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
DDoS攻撃の発生件数
DDoS攻撃の発生件数 全 2 枚 拡大写真
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は2月26日、インターネットの基盤技術に関する最新の技術動向や、セキュリティ情報を紹介する技術レポート「Internet Infrastructure Review(IIR)」のVol.18を発行した。IIRは、インターネットが抱える技術的課題についての認識を、関連する多くの機関やユーザと共有することで、インターネットが安全な社会基盤として発展する一助となることを目指し、2008年10月より季刊で年4回発行している技術レポート。今号では、2012年10月から12月までの3カ月間を対象として、セキュリティインシデントや迷惑メールなどの観測情報をまとめ、IIJが取り扱ったインシデントと対応について紹介しているほか、受託共同研究「アクセス網のクラウド化」について紹介している。

2012年10月から12月までの3カ月間には、Anonymousによる攻撃、企業や政府関係機関を狙った標的型攻撃が複数発生した。また、Top Level Domainの関係組織への攻撃で、国単位など幅広い範囲でドメインの乗っ取りや改ざんが発生。国内政府関係機関のマルウェア感染例は継続して発生しており、一般企業のサーバに対してはDDoS攻撃が日常的に発生している。迷惑メールの割合は、前回から5.6%、前年同時期からは6.3%減少した。迷惑メールの送信元は、前回同様に中国が1位、日本が2位、3位は香港となっている。なお、バングラデシュが発信元の、日本語で書かれた迷惑メールが増加した。レポートでは、メールの利用者全体を信頼するモデルから、信頼できる相手を選別・優先するモデルへの移行が必要になってきているとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

    Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

  2. 大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

    大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

  3. 興和江守でランサムウェア感染、取引先への受注出荷業務に遅滞

    興和江守でランサムウェア感染、取引先への受注出荷業務に遅滞

  4. 関西総合システムにランサムウェア攻撃、クラウドサービスへの影響はなし

    関西総合システムにランサムウェア攻撃、クラウドサービスへの影響はなし

  5. 沖縄県立看護大学にランサムウェア攻撃、教務支援システムが利用できない状態に

    沖縄県立看護大学にランサムウェア攻撃、教務支援システムが利用できない状態に

ランキングをもっと見る
PageTop