1月の特殊詐欺、件数、被害総額ともに大幅な減少(警察庁) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

1月の特殊詐欺、件数、被害総額ともに大幅な減少(警察庁)

警察庁は、2013年1月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」(暫定値)を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
警察庁は3月1日、2013年1月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」(暫定値)を発表した。これによると、1月の特殊詐欺の認知件数は721件で、このうち振り込め詐欺の認知件数は514件(12月は806件)で、このうち479件が既遂(同766件)、被害総額(既遂のみ)は11億8,231万円(同22億3,008万円)、検挙件数は147件(同214件)、検挙人員は57名(同57名)と、前月よりやや減少した。オレオレ詐欺では、認知件数が291件(同376件)、このうち260件(同343件)が既遂、被害総額は7億3,089万円(同12億3,532万円)、検挙件数は79件(同115件)、検挙人員は44名(同45名)と、こちらも前月より大幅に減少している。

架空請求詐欺の認知件数は76件(同249件)で、このうち72件(同243件)が既遂、被害総額は2億7,367万円(同8億608万円)、検挙件数は59件(同82件)、検挙人員は8名(同9名)と前月の2012年最高の数値から落ち着いた印象だ。形態別で見ると、前月に引き続き「有料サイト利用料金等名目」が33件(同35件)で最も多かった。このほか融資保証金詐欺が27件(同29件)で被害総額4,681万円(同2,335万円)、携帯電話端末詐欺が33件(同23件)などとなっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop