Androidを狙う脅威、Simbianを狙う脅威の比率を逆転--脅威レポート(エフセキュア) | ScanNetSecurity
2026.03.02(月)

Androidを狙う脅威、Simbianを狙う脅威の比率を逆転--脅威レポート(エフセキュア)

エフセキュアは、「2012年第4四半期モバイル脅威レポート」を発表した。これによると、同四半期に検出されたすべてのモバイル脅威の中で、Symbianプラットフォームを対象としたマルウェアは、わずか4%となった。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
「2012年第4四半期モバイル脅威レポート」(英語版)
「2012年第4四半期モバイル脅威レポート」(英語版) 全 3 枚 拡大写真
エフセキュア株式会社は3月18日、「2012年第4四半期モバイル脅威レポート」を発表した。これによると、同四半期に検出されたすべてのモバイル脅威の中で、Symbianプラットフォームを対象としたマルウェアは、年初から第3四半期までの平均26%から、わずか4%にまで減少した。2012年におけるすべてのモバイルマルウェアのうち、Symbianを対象としたマルウェアは2011年の29%から19%に減少している。一方で、Androidを狙ったマルウェアは2011年の66%から、2012年には79%を占めるまでに増加した。これは、Symbianマルウェアが62%を占め、Androidマルウェアが11%にすぎなかった2010年とは正反対の様相となっている。

2012年には合計で301件の新種のマルウェアファミリーや亜種が検出されている。このうち66%はトロイの木馬であったが、昨年後半にGoogleがリリースしたAndroid 4.2「jellybean」によって、今年はこの値が減少すると予測している。同四半期に検出されたAndroid脅威の大半は、SMSの不正利用によって金銭を詐取するものであった。検出された96件のAndroid脅威の亜種のうち、21件はプレミアムSMSを対象としたもので、マルウェアファミリーはプレミアム課金用の番号にメッセージを送信する。多くのAndroid脅威が同様の策略を用い、被害者をSMSベースの購読サービスに登録させる手口を使用する。こうした手口に使われる番号やサービスに関するメッセージや通知は削除さるため、請求明細書が届くまでユーザが気づくことはないという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃、個人情報 115,513 件の漏えいを確認

    アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃、個人情報 115,513 件の漏えいを確認

  2. 国内企業サイバーセキュリティ実態調査、被害額「10億円以上」を初めて確認 ~ KPMG調査

    国内企業サイバーセキュリティ実態調査、被害額「10億円以上」を初めて確認 ~ KPMG調査

  3. 総務省から受託した「令和7年度放送コンテンツ製作取引実態調査」で他の回答者の個人情報が閲覧可能に、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の業務委託先が設定誤り

    総務省から受託した「令和7年度放送コンテンツ製作取引実態調査」で他の回答者の個人情報が閲覧可能に、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の業務委託先が設定誤り

  4. ロジックベインへの不正アクセス、再発防止策としてセキュリティ業務担当増員ほか

    ロジックベインへの不正アクセス、再発防止策としてセキュリティ業務担当増員ほか

  5. 穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、重要事項調査報告書ウェブ受付システム「J-Web/R」が利用できない状態に

    穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、重要事項調査報告書ウェブ受付システム「J-Web/R」が利用できない状態に

ランキングをもっと見る
PageTop