ベンダが異なる光通信装置を統合的に制御管理するシステムを開発、災害時に素早く暫定光ネットワークを構築(NICT、KDDI研究所) | ScanNetSecurity
2021.10.27(水)

ベンダが異なる光通信装置を統合的に制御管理するシステムを開発、災害時に素早く暫定光ネットワークを構築(NICT、KDDI研究所)

 情報通信研究機構(NICT)とKDDI研究所は19日、災害時に素早く簡単に“暫定光ネットワーク”を構築するために、製造ベンダが異なる光通信装置を統合的に制御管理するシステムを開発したことを発表した。設計・制御の実証実験も行ったとのこと。

製品・サービス・業界動向 業界動向
ネットワーク統合制御管理システムを利用した災害時応急復旧方法
ネットワーク統合制御管理システムを利用した災害時応急復旧方法 全 2 枚 拡大写真
 情報通信研究機構(NICT)とKDDI研究所は19日、災害時に素早く簡単に“暫定光ネットワーク”を構築するために、製造ベンダが異なる光通信装置を統合的に制御管理するシステムを開発したことを発表した。設計・制御の実証実験も行ったとのこと。

 一般に、光通信機器は、それぞれ、製造ベンダが独自に研究開発したオリジナル製品であるため、通信事業者は、同一ベンダの装置群で構築された複数ネットワークを個々に運用しており、製造ベンダが異なる装置を用いて、迅速に暫定ネットワークを構築することは、実質的に不可能とされていた。

 今回、NICTとKDDI研は、実際のユースケースを検討し、製造ベンダが異なる光ネットワーク装置を協調動作させて、暫定光ネットワークを構築する「ネットワーク統合制御管理システム」を開発した。あらかじめ通信事業者の管理システムに実装しておくことで、災害で設備が損壊した場合でも、損壊を免れた地域の設備を利用して暫定的な光ネットワークの構築が簡単になる見込み。

 今後は、装置からのアラームを同時に管理する機能など、実用上重要な機能を順次実装する予定。

NICTとKDDI研、製造元が異なる光通信装置を管理できる技術を開発……災害時に暫定ネット構築

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

特集

アクセスランキング

  1. 埼玉大学の学内サーバへ不正アクセス、PCの脆弱なパスワードが原因に

    埼玉大学の学内サーバへ不正アクセス、PCの脆弱なパスワードが原因に

  2. 三菱電機管理のネットワークに海外から不正アクセス、顧客に関する情報の一部が流出

    三菱電機管理のネットワークに海外から不正アクセス、顧客に関する情報の一部が流出

  3. 群馬大学のメールサーバが踏み台に、約57万件の迷惑メールを送信

    群馬大学のメールサーバが踏み台に、約57万件の迷惑メールを送信

  4. PPAPの運用失敗、パスワード通知メールに名簿を添付したまま送信

    PPAPの運用失敗、パスワード通知メールに名簿を添付したまま送信

  5. 若手社員の半数以上「情報漏えいより締め切りが大切」IT部門との確執浮き彫り

    若手社員の半数以上「情報漏えいより締め切りが大切」IT部門との確執浮き彫り

  6. 東京2020で約4.5億回のセキュリティイベントに対処した“NTTの貢献”

    東京2020で約4.5億回のセキュリティイベントに対処した“NTTの貢献”

  7. 廃棄文書をトラックで運搬中に段ボール箱6箱が落下、遺失物として連絡あり発覚

    廃棄文書をトラックで運搬中に段ボール箱6箱が落下、遺失物として連絡あり発覚

  8. 徳島県国民健康保険団体連合会が専用回線で誤送信、再送信処理でのシステム仕様に問題

    徳島県国民健康保険団体連合会が専用回線で誤送信、再送信処理でのシステム仕様に問題

  9. GhostScript において任意のコードが実行可能となるディレクトリへのアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

    GhostScript において任意のコードが実行可能となるディレクトリへのアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

  10. proofpoint Blog 第6回「そのサンドボックス運用にはご注意を! BCCモードのサンドボックス解析による大きなリスク」

    proofpoint Blog 第6回「そのサンドボックス運用にはご注意を! BCCモードのサンドボックス解析による大きなリスク」

ランキングをもっと見る