Twitter上でマルチプラットフォーム向けのブラウザクラッシャーを確認(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

Twitter上でマルチプラットフォーム向けのブラウザクラッシャーを確認(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、攻撃者が脅威頒布のインフラとしてソーシャルメディアを悪用するケースが増加しているとして、Twitter上での不審な投稿の増加を確認したことをブログで発表している。

脆弱性と脅威 脅威動向
ブラウザクラッシャーで表示されるメッセージボックス(iPhone端末上iOSでの表示)
ブラウザクラッシャーで表示されるメッセージボックス(iPhone端末上iOSでの表示) 全 3 枚 拡大写真
トレンドマイクロ株式会社は3月22日、攻撃者が脅威頒布のインフラとしてソーシャルメディアを悪用するケースが増加しているとして、Twitter上での不審な投稿の増加を確認したことをブログで発表している。確認された事例では、一般的に「ブラウザクラッシャー」に分類される、不正なWebサイトのURL「hxxp://wi<省略>rr.in/real.alaertstorm.html」が投稿に含まれていた。

今回のブラウザクラッシャーのURLにユーザがアクセスすると、ブラウザ上で「今度は何度押しても消えませんよw(・∀・)ニヤニヤ」の文字列を含むメッセージボックスが表示される。このメッセージボックスはOKボタンをクリックするなどしても消えず、結果的にブラウザが使用不可になる。この影響はWindows、Android OS、iOSのマルチプラットフォームで発生する。なお、Android OSのChromeブラウザでは対策が施されており、影響を受けないようにできる。同社では、ソーシャルメディア上で頒布されるURLについて、安易にアクセスすることを戒める事例としている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  3. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  4. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop