進まないクリックジャッキング攻撃対策の促進に技術レポートを公開(IPA) | ScanNetSecurity
2026.08.14(金)

進まないクリックジャッキング攻撃対策の促進に技術レポートを公開(IPA)

IPAは、「クリックジャッキング」の仕組みやその対策のポイントをまとめた技術レポート(IPAテクニカルウォッチ 第17回)を作成、公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
「クリックジャッキング」に関するレポート
「クリックジャッキング」に関するレポート 全 3 枚 拡大写真
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は3月26日、「クリックジャッキング」の仕組みやその対策のポイントをまとめた技術レポート(IPAテクニカルウォッチ 第17回)を作成、公開した。クリックジャッキング攻撃とは、ユーザを視覚的にだまして正常に見えるWebページ上のコンテンツを示し、実際は別のWebページのコンテンツをクリックさせる攻撃のこと。操作した自覚がないにもかかわらず、SNSサイトなどWebサイト上で非公開としていたプライバシー情報が公開設定に変更されてしまうなど、情報漏えいの原因のひとつとなっている。

主要なブラウザでは対策が進められているが、この攻撃への対策はブラウザだけではなくWebサイトにおいても実施する必要がある。IPAでは、2013年の2月から3月にかけてクリックジャッキング攻撃の対策が浸透しているかどうかを、ログイン機能を持ちWebサイト上でユーザ情報の変更などができるWebサイト56件を抽出し調査した。その結果、対策済みだったのは3サイトのみで、残り53サイトでは未対策であることが判明した。根本的な対策のひとつであるX-FRAME-OPTIONSヘッダを付与していないことを未対策の判断基準としているが、この対策が進んでない理由として、その仕組みや対策方法が理解されていないことにあるとIPAでは推測している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. リチェルカセキュリティが防衛装備庁から指名停止

    リチェルカセキュリティが防衛装備庁から指名停止

  2. リチェルカセキュリティ、防衛装備庁「安全保障技術研究推進制度」研究課題で「AA(想定以上の成果)」獲得

    リチェルカセキュリティ、防衛装備庁「安全保障技術研究推進制度」研究課題で「AA(想定以上の成果)」獲得

  3. 防衛省がリチェルカセキュリティを9ヶ月間 指名停止

    防衛省がリチェルカセキュリティを9ヶ月間 指名停止

  4. 「wp2shell」の攻撃検知速報を公表、修正版公開から9日間で累計1,950,165件を検知

    「wp2shell」の攻撃検知速報を公表、修正版公開から9日間で累計1,950,165件を検知

  5. 正規メール送信環境からフィッシングメール送信 ~ TENTIALが利用するメール送信サービスのアクセスキーを不正利用

    正規メール送信環境からフィッシングメール送信 ~ TENTIALが利用するメール送信サービスのアクセスキーを不正利用

ランキングをもっと見る
PageTop