進まないクリックジャッキング攻撃対策の促進に技術レポートを公開(IPA) | ScanNetSecurity
2026.06.25(木)

進まないクリックジャッキング攻撃対策の促進に技術レポートを公開(IPA)

IPAは、「クリックジャッキング」の仕組みやその対策のポイントをまとめた技術レポート(IPAテクニカルウォッチ 第17回)を作成、公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
「クリックジャッキング」に関するレポート
「クリックジャッキング」に関するレポート 全 3 枚 拡大写真
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は3月26日、「クリックジャッキング」の仕組みやその対策のポイントをまとめた技術レポート(IPAテクニカルウォッチ 第17回)を作成、公開した。クリックジャッキング攻撃とは、ユーザを視覚的にだまして正常に見えるWebページ上のコンテンツを示し、実際は別のWebページのコンテンツをクリックさせる攻撃のこと。操作した自覚がないにもかかわらず、SNSサイトなどWebサイト上で非公開としていたプライバシー情報が公開設定に変更されてしまうなど、情報漏えいの原因のひとつとなっている。

主要なブラウザでは対策が進められているが、この攻撃への対策はブラウザだけではなくWebサイトにおいても実施する必要がある。IPAでは、2013年の2月から3月にかけてクリックジャッキング攻撃の対策が浸透しているかどうかを、ログイン機能を持ちWebサイト上でユーザ情報の変更などができるWebサイト56件を抽出し調査した。その結果、対策済みだったのは3サイトのみで、残り53サイトでは未対策であることが判明した。根本的な対策のひとつであるX-FRAME-OPTIONSヘッダを付与していないことを未対策の判断基準としているが、この対策が進んでない理由として、その仕組みや対策方法が理解されていないことにあるとIPAでは推測している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

    廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

  2. 日本製鉄ホームページで不審な認証画面

    日本製鉄ホームページで不審な認証画面

  3. ジェリービーンズグループに役職員を装った不正な送金指示、被害対象額は約4,500万円

    ジェリービーンズグループに役職員を装った不正な送金指示、被害対象額は約4,500万円

  4. KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

    KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

  5. 「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

    「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

ランキングをもっと見る
PageTop