セキュリティ対策への投資は増加傾向、サーバや端末の被害も増加(IDC Japan)
IDC Japanは、2013年1月に実施した国内企業676社の情報セキュリティ対策の実態調査結果を発表した。
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情報セキュリティ対策の導入率は、ファイアウォール・VPN、PCでのウイルス対策が6割以上と外部からの脅威管理の導入が進んでいるが、情報漏えい対策やアイデンティティ・アクセス管理、セキュリティ・脆弱性管理といった内部統制対策は導入率が4割ほどと遅れている。セキュリティ被害では、ウイルス感染被害に遭遇した企業が3割以上と最も多かった。また2012年2月の調査結果と比較すると、データベースサーバとWebアプリケーションサーバ、業務アプリケーションサーバ、POSサーバ、製造ライン、POS端末、ATMなどの専用端末でセキュリティ被害を受けたと回答した企業の比率が高まっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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