ボストンマラソン同時爆破事件の便乗スパムは9千通以上、危険なものも(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2026.06.27(土)

ボストンマラソン同時爆破事件の便乗スパムは9千通以上、危険なものも(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、ボストン・マラソン同時爆破事件に関連したスパムメールについてブログで紹介している。

脆弱性と脅威 脅威動向
ボストン・マラソン同時爆発事件に便乗したスパムメールの一例
ボストン・マラソン同時爆発事件に便乗したスパムメールの一例 全 5 枚 拡大写真
トレンドマイクロ株式会社は4月18日、ボストン・マラソン同時爆破事件に関連したスパムメールについてブログで紹介している。同社TrendLabsでは、この事件に関連したスパムメールを9千通以上確認しているという。このスパムメールには、「http://<省略>/boston.html」などのURLのみが記載されており、リンクをクリックすると動画共有サイト「YouTube」を装った動画が埋め込まれたWebページが表示される。リンクをクリックした時点で「Blackhole Exploit Kit」による脆弱性への攻撃が行われ、不正プログラムが自動的にダウンロードされる「ドライブバイダウンロード攻撃」が実行される。

ダウンロードされるのは「WORM_KELIHOS」ファミリの新たな亜種だが、そのIPアドレスはアクセスするたびに変更される。その所在地は、2013年4月17日の時点で、アルゼンチン、台湾、オランダ、日本、ウクライナ、ロシアそしてオーストラリアといった複数の国々であることが判明している。ワームはリムーバブルドライブ内のすべてのフォルダを隠しフォルダにするほか、隠したフォルダ名と同一のファイル名のショートカットファイル(拡張子LNK)を作成する。そしてメールアドレスや、FTPソフトから認証情報を収集しようとする。また、電子通貨「Bitcoin」を狙うことも明らかになった。なお、この攻撃とは別に、Twitterなど他のプラットフォームが同様の脅威を拡散するために利用されていることも確認された。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

    KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

  2. 個人情報部分を非表示処理にとどめた状態を削除済みと誤認 ~ 川越商工会議所で会員データを外部に送信

    個人情報部分を非表示処理にとどめた状態を削除済みと誤認 ~ 川越商工会議所で会員データを外部に送信

  3. セキュリティシステムの誤検知で「お問い合わせ内容の通知メール」が不通に

    セキュリティシステムの誤検知で「お問い合わせ内容の通知メール」が不通に

  4. 山一電機 フィリピン子会社にランサムウェア攻撃、ログの暗号化と削除が行われ初期侵入経路の完全な特定に至らず

    山一電機 フィリピン子会社にランサムウェア攻撃、ログの暗号化と削除が行われ初期侵入経路の完全な特定に至らず

  5. 和歌山大学「バーチャルツアー」が踏み台に、外部サイトに転送

    和歌山大学「バーチャルツアー」が踏み台に、外部サイトに転送

ランキングをもっと見る
PageTop