「インターネット・ホットラインセンター」の運用状況等について発表、サイト管理者等への削除依頼については前年より対応状況が改善(警察庁) | ScanNetSecurity
2026.01.28(水)

「インターネット・ホットラインセンター」の運用状況等について発表、サイト管理者等への削除依頼については前年より対応状況が改善(警察庁)

 警察庁は2日、2012年中の「インターネット・ホットラインセンター」の運用状況等について発表した。通報件数・情報件数ともに、過去最高を記録した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
通報受理状況
通報受理状況 全 4 枚 拡大写真
 警察庁は2日、2012年中の「インターネット・ホットラインセンター」の運用状況等について発表した。通報件数・情報件数ともに、過去最高を記録した。

 「インターネット・ホットラインセンター」は、日本におけるインターネット上の違法・有害情報の通報受付窓口。2006年6月1日から運用を開始し、国際ネットワークであるINHOPEの正会員にもなっている。

 2012年に同センターが受理した通報件数は196,474件(前年比+20,220件)、情報件数は201,795件(+19,038件)で、いずれも過去最高を記録した(1件の通報に、複数の違法情報、有害情報が含まれている場合があり、通報受理件数と情報件数は一致しない)。情報のうち、違法情報は38,933件(+2,360件)、有害情報は12,003件(+7,176件)、その他の情報は150,859件(+9,502件)で、いずれも増加した。

 センターからサイト管理者等への削除依頼については、依頼した違法情報17,503件のうち15,872件(90.7%、前年比+26.8P)が削除、依頼した有害情報7,738件のうち6,167件(79.7%、+30.7P)が削除に応じており、前年より対応状況は改善されたと言える。

 一方で、センターから通報を受けた違法情報に係る検挙件数は、「全国協働捜査方式」の定着化等により、3,303件(前年比+1,704件)で、これも過去最高に増加した。なお、2012年4月から捜査対象に加わった有害情報に係る検挙件数は7件だった。

 ちなみに「違法情報」は、わいせつ物陳列、児童ポルノ、売買春誘引、薬物犯罪などの情報を指す。「有害情報」は、違法行為の請負・仲介・誘引、自殺の誘引などの情報を指す。過去5年の類型別件数の推移を見ると、2012年は、児童ポルノ公然陳列が減る一方、わいせつ物公然陳列が大きく増加した。規制薬物の広告は大幅減となっている。

インターネット・ホットラインセンター、2012年に受理した通報件数が過去最高に

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 懲戒解雇処分に ~ 阿波銀行の元職員、87,410 円着服と 666 件の顧客情報持ち出し

    懲戒解雇処分に ~ 阿波銀行の元職員、87,410 円着服と 666 件の顧客情報持ち出し

  2. 大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

    大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

  3. 今日もどこかで情報漏えい 第44回「2025年に最も読まれたセキュリティ事件・事故・情報漏えい・不正アクセス記事 ベスト10」

    今日もどこかで情報漏えい 第44回「2025年に最も読まれたセキュリティ事件・事故・情報漏えい・不正アクセス記事 ベスト10」

  4. カンバスにランサムウェア攻撃、1 / 14 に認証制ソフト用のサーバが復旧

    カンバスにランサムウェア攻撃、1 / 14 に認証制ソフト用のサーバが復旧

  5. スマレジ・アプリマーケットで提供されていた外部アプリから氏名・電話番号が流出した可能性

    スマレジ・アプリマーケットで提供されていた外部アプリから氏名・電話番号が流出した可能性

ランキングをもっと見る
PageTop