Webサイト改ざん、古いサーバプログラムの脆弱性が最多(IPA)
IPAは、2013年6月の呼びかけとして「ウェブサイトが改ざんされないように対策を~サーバーやパソコンのみならず、システム全体での対策が必要です~」を発表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
最近のWeb改ざん事例では、古いバージョンのサーバプログラムの脆弱性を悪用されて改ざんされるケースが最も多く、4月以降の報告の内訳では「Joomla!」「WordPress」「Apache Struts2」などが多い。最近1年間では「Parallels Plesk Panel」が最も多くなっている。なお、FTPアカウント情報の漏えいによる改ざん事例も少なくない。IPAでは運営者に対して改ざんの有無を確認することを呼びかけている。また組織内ユーザやサイト所有者・管理者向けには、個々のPCの各プログラムを最新の状態にすることや、セキュリティ対策ソフトの使用、ファイアウォールの導入などを呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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